診断対象について
  • 診断可能な条件
No 概要 説明
1 インターネットに公開 SecuAliveからアクセスが必要な為、インターネットに公開済みである必要があります。
2 固定IPによるアクセスが可能 ドメイン取得前でも、固定IPによるアクセスが出来れば診断できます。
3 IP制限設定が解除済み 検証用、テストサイトの場合、ほとんどがIP制限によってアクセス制限が行われています。
アクセス元IPアドレスを公開していますので、診断前にアクセス制限を解除してください。

  • 診断可能な認証方式
No 機能名 説明 備考
1 scopeBasic認証 サイトに一つBasic認証設定が可能です。 Path単位でのBasic認証には対応していません。
2 scopeフォーム認証 SNSやショッピングサイトでID、パスワードを入力する一般的な認証方式です。 画像の情報(崩れた英数字や画像の指定箇所を全てクリック)を入力する必要があるフォーム認証は対応できません。
3 scopeシングルサインオン 他サービスを利用したログインにも対応可能です。 アクセス制限で他サービスのドメインを設定することで、他サービスへのアクセスができるようになります。

  • 診断可能なデータ形式
No 形式名 説明 備考
1 Querystring
(クエリーストリング)
URLの後ろの?param1=data&param2=data2の赤字の部分です。 URLに含まれるため、簡単に確認することができます。
2 URL内の数値PATH URL内のXXXXX.com/user/1/edit/の赤字の部分です。
3 POSTデータ POST https://XXXXX.com/user/1/edit/ HTTP/1.1
Host: XXXXX.com

param1=data&param2=data2

の赤字の部分です。
会員登録などで入力するデータのほとんどはPOSTデータとしてサーバーに送信されます。
Querystringと違って簡単に確認することができない形式です。
4 マルチパート POST https://XXXXX.com/user/1/edit/ HTTP/1.1
Content-Type: multipart/form-data; boundary=----tworks Host: XXXXX.com


----------tworks
Content-Disposition: form-data; name="param1"

data1
----tworks--
Content-Disposition: form-data; name="file"; filename="upload.txt"
Content-Type: text/plain
data2
----tworks--

の赤字の部分です。
ファイルをアップロードする画面では、この形式でサーバーに送信されます。
5 Json POST https://XXXXX.com/user/1/edit/ HTTP/1.1
Content-Type: application/json
Host: XXXXX.com

{"param":"data","param":"data2"}

の赤字の部分です。
APIリクエストでよく使われる形式です。
リスト、ディクショナリの多段形式にも対応しています。
6 リクエストヘッダー POST https://XXXXX.com/user/1/edit/ HTTP/1.1
Userid: test_user
Host: XXXXX.com

の赤字の部分です。
デフォルトでは診断対象から除外されています。
7 Cookie POST https://XXXXX.com/user/1/edit/ HTTP/1.1
Content-Type: application/json
Cookie: sessionid=iybhg77ur92bsxhh
Host: XXXXX.com

の赤字の部分です。
Cookieを対象とすると診断時間がかなり長くなります。
その為、デフォルトでは診断対象から除外されています。

  • クローリングでの収集範囲
No 説明 補足
1 http、httpsは区別しません。 http://www.xxxxx.co.jp/をサイト登録している場合は、

https://www.xxxxx.co.jp/

も対象になります。
2 ドメイン単位 http://www.xxxxx.co.jp/をサイト登録している場合は、www.xxxxx.co.jpのドメインが収集対象となり

secure.xxxxx.co.jp
www.yyyyy.co.jp

は対象になりません。
3 path配下 http://www.xxxxx.co.jp/admin/とサイトを登録している場合は、http://www.xxxxx.co.jp/admin/配下が対象となります。

収集対象例:

http://www.xxxxx.co.jp/admin/login.php
http://www.xxxxx.co.jp/admin/manage/

収集外対象例:

http://www.xxxxx.co.jp/contact.php
http://www.xxxxx.co.jp/user/

は対象になりません。

  • 自動クローリングで登録できないページ(URL)
No 説明 補足
1 動的に作成されるFormやリンク Javascriptのような動的プログラムを実行することができません。
その為、プログラムによって動的に作成されるForm、リンクを検知することができません。
2 自動送信リクエスト ページ読み込み時の自動リクエストや、クリックイベント時のリクエストは検知出来ない為、ページ(URL)を収集できません。
アップロード、プロキシークローリングでは診断対象として登録できます。
  • 診断できないページ(URL)について
No 説明 補足
1 scope送信されたメール内のリンクへアクセスする必要があるページ 会員登録、パスワード忘れなどの処理はユーザーIDを入力すると、登録メールアドレス宛にリンクが含まれたメールが
送信されることが多く見られます。
SecuAliveはメールを受信することが出来ないため、診断ができません。
この様なページは

メール送信が必要なページの手動診断
と組み合わせて対応することができます。
2 ログイン、ログアウトのセッション周り 一部SecuAliveで診断できる項目もありますが、ログイン、ログアウト周りの詳細な診断はできません。

ログイン部分を手動診断
と組み合わせて対応することができます。
3 scopeCaptcha入力、画像選択などが必要なページ プログラムによりアクセスを防止するため、人間が画像から文字を入力したり、画像をクリックしないとアクセスできないページがあります。
SecuAliveではこれらのページは診断できません。